冷蔵庫の配送時には何をすれば良いの?
冷蔵庫を配送する場合には、注意する事や準備する事がありますので、ここでまとめておきます。
配送前にやる事
まず準備事項として、
冷蔵庫の中身をどのように処分するかについてですが、
主に代表的な方法として
- 一週間前から献立を考え、食べ切ってしまう。
- 前日に余った物は処分する
- 当日にクーラーボックスで荷物と一緒に業者に運んでもらう
- 当日に冷凍宅急便にて到着日を指定し送る
のどれかを選択してください。
捨てるのはもったいないので、鍋にして食べ切るか、冷凍パック便で到着日を指定し送付する方法がお勧めです。
また、調味料については、冷凍保存する物はクーラーボックスに、冷凍保存が必要ない物は段ボールに入れます。
※汁漏れが起きないよう、ビニール袋で厳重に2重にして密封して下さい。
中身が空になり次第、次は電源を抜きます。タイミングに厳密な決まりはありません。
ただ、冷凍庫内の氷や霜を取り除くために、配送から8時間程度前に抜いてしまうのが良いでしょう。
水が滴り落ちてきますので、タオルで拭き取り、冷蔵庫の下部にある受け取り皿が抜ける場合は、そちらの水も廃棄します。
(もし、場所が分からない場合は、無理をせず当日に業者にお任せすれば問題ありません。)
準備が終わったら、後は資材で荷造りを業者が行ってくれますのでそのままにしておいて下さい。
配送先でやる事
冷蔵庫が転居先に到着したら、次は設置場所についての確認をして下さい。
冷蔵庫は壁や付近の物から5cm〜10cm程度離して下さい。
壁に焼け跡が残ったり、熱がこもり正常な運転が出来ない事を防ぐための措置なので必ず守って下さい。
また、電源を入れるタイミングは、到着してからすぐに入れても問題ありません。
旧式の冷蔵庫は、下手な運搬をした場合、内部にあるオイルが本来あるべき場所から移動し、その状態でコンプレッサーを動作させると、付加がかかり故障の原因につながる恐れがあります。
しかし、比較的新しい(10年前ぐらいまで)であればオイルが元の位置に戻るまで電源を入れてもコンプレッサーが起動しない仕組みになっています。
不安な場合は、メーカーの公式サイトで確認されてみると良いでしょう。
設置が終わり、電源を入れたら、後は暑い時期であれば10時間程度、寒い時期は4〜5時間程度待ち、冷蔵庫内と冷凍庫内が冷えているか確認し、それから食材を入れてください。
もしも冷えない、冷えが悪い、凹みや傷を発見した場合は、早急に運搬した業者に連絡を取って下さい。